Visionやめて以来、約6年振りにカードゲームに対して(自分なりに)真剣に向き合ったので、
何かしら形に残すためレポートを書きます。


もくじ
1. 選択したメガミについて
2. 本戦詳細
3. 新幕について


1. 選択したメガミについて

第一幕少し触ってすぐヤメたが、なんやかんやあって復帰したのが今年の1月末。
2月中旬あたりから全国出場を目標に研究する。
その時点で、自分は弱いプレイヤーに分類されるため、

・マイナーな組み合わせ
・桜花決闘をしなくてよい
・脳内で一人回しを行える

上記をできるだけ満たせる組み合わせをベースにすると決めていた。

クルル様は固定枠として、残り2枠は主に一人回しの手応えをもとに、2~3月の大会やフリープレイで確認した。
なお、クルル様を選んだ理由については語りだすと日記の上限である2万字を超えてしまう恐れがあるため泣く泣く省く。
が、ぼくが「クルル様のいつもの着想のあれやこれやの結果少年ミコトが実験体として選ばれ昼夜問わず(くるるーん)されるも少年はクルル様に溺れ最終的に興味の対象から外れてしまったクルル様に(くるるーん)する」という趣旨の本を待ち続けている事だけは表明させてください。

で、確認の結果、「薙鎌絡」が良さそうということで仮決定する。
(実は全国権利取れるまでは、一人回しの仮想敵はほぼ刀忍でした。三拾一捨まで見据えるなら適切ではなかったかも……)

それでも大会直前まで悩んだものの、結局予選通過直後に仮決めしていた「薙鎌絡」を選択した。
ちなみに、他の候補は以下のとおり。

「銃毒絡」「銃鎌絡」→ 銃はメタられやすく、また付け焼刃では扱えないと判断。
「扇書絡」「扇薙絡」→ メジャーな組み合わせは使うべきではない、書に至っては使い方を覚えるより完全無視してカットした方が早いと気づいたため、途中から一切考慮していない。
「薙毒絡」→ 手ごたえはあったが毒の扱いに不安があり、直前で日和った。
「槌鎌絡」→ 槌鎌たのしそう(小学生並みの感想)(書きたかっただけ)

2. 本戦詳細

全国予選も本当に色々な巡りあわせで権利を獲得できたのだけれど、長くなるので割愛。

先に結果から記載する。
1 薙鎌(絡)× - 刀扇(傘)
2 薙鎌(絡)〇 - 傘絡(槌)
3 鎌絡(薙)× - 銃鎌(傘)
4 鎌絡(薙)〇 - 傘騎(刀)
5 鎌絡(薙)× - 毒騎(薙)

……本戦にむけて一番研究した薙絡が一切帰ってこなくて悲しい気持ちになったのは、ここだけの話。

薙鎌(絡)× - 刀扇(傘) 先手?(失念)

ゆらりびを嫌って刀扇を返す。絡が帰ってくると思っていたが、まあ五分と思われる。
問題は、薙鎌を使っているミコトに桜花決闘の経験がないことぐらいである。
(なんで薙鎌絡にしたんだコイツ)

通常札: 薙、八方、右手、左手、衝音、影の壁、圏域
切札 : 律弧、共鳴、果て

果て→虚偽 が正解。

試合が長引くほど不利になるため、前半から積極的に攻めるゲームプラン。
2巡目トップ圏域をキメたり、薙をしぶりんされず2回ライフに入れたりと、ヒキ自体はかなり恵まれていたように思う。
が、切札選択が悪く久遠の上から律弧を押し付けられない。最終的に1AP足りず敗北。根本的な経験値不足が祟った。


薙鎌(絡)〇 - 傘絡(槌) 先手

事前の想定通り、槌を即カット。絡のハーフミラーになると思っていたが、薙鎌が帰ってきて少し驚く。さすがに有利なのでは…?

通常札: 薙、八方、左手、遺灰呪、影の壁、影の翅、楔
切札 : 律弧、音無、終末

傘絡は自分で回したところ、色の汚さやフレア消費の重さから切札構成の自由度が低いと認識していたため、ゆらりびを嫌う構成にした。
圏域と楔は互換対象だが、楔の方がいつ引いても強く使えるため選択。遺灰呪抜いて両方入れるべきかは分かラニエ。

先行取ったので初手遺灰、1巡目から打点を追うため積極的に前進する。
相手はいんだにえれきてるを埋める。この時点でカード構成がほぼ確定したため、オーラを無闇に開けずもじゅるーには楔、めぐりあいには翅を重ねて潰す。特にめぐりあいに翅を重ねるのはもう狂うほど気持ちええんじゃ。
ただ、えれきてるが回りきる前にライフを削りきる必要があるため、有利といえども猶予は少ない。また、許容打点の都合上ゆらりびは絶対にライフで受けられず、中盤はあくせらーめぐりあいを常にケアして動くことになった。
最終的に、楔でもじゅるーを潰してきた事が功を奏したのか、相手のオーラが切れてきたタイミングで律弧を当てて勝利。


鎌絡(薙)× - 銃鎌(傘) 先手

銃鎌は全国以前の大会で対戦経験が(他に比べると)豊富であり、五分~微不利程度だと思い込んでいたため返してしまう。実際は微不利~不利だと思われる。
(まあ傘鎌返しても微不利に変わりはなさそうだが)

通常札: 円月、右手、左手、影の壁、えれきてる、くるるーん、もじゅるー
切札 : どれーん、終末、枢式

ほぼ対ヒミカ専用の、えれき枢式込み攻撃型。特に銃鎌の場合は灰滅を奪う事で試合を完全にひっくり返せる。枢式を嫌って灰滅を抜くことも十分考えられるが、今のところ初見で抜いていた人はいなかったので今回もそれを狙う。
この試合は非常に印象深い試合だったため棋譜を記憶の限り記載する。

マリガン:OUT くるるーん、右手

1T(先) 1宿
1T(後) 遺灰呪
2T(先) 3纏 [手札:影の壁、円月]
2T(後) 1前、シュート(オーラ)、RF(対応:壁)、円月(ライフ)、1纏
3T(先) 円月(オーラ)、2前
3T(後) 右手(対応:くるるーん→オーラ)、MC(ライフ)
4T(先) もじゅるー、どれーん、えれきてる、前
4T(後) 2纏、シュート?
5T(先) 右手(ライフ)、終末
5T(後) 左手(オーラ)
6T(先) 3前(→オーラ5)
6T(後) SI、2後、右(対応:くるるーん→ライフ)、シュート(オーラ)、
RF(対応:壁)、RB(ライフ)、MC(オーラ)、灰滅(達成)

見返すと相当ヤバい立ち回りであることが伺える。
遺灰呪が入っているのは全く想定していなかったのは確か(概ねフルバーストの方がキツイため)だが、少なくとも食らった瞬間になりふり構わず前進するべきだった。
2巡目の行動ミスが決定的で、あとは手なりでずるずる動いて負けている。

だが、それ以上に眼前構築時に想定していたゲームプランに沿って動けていない所が問題だと感じている。
今回の場合だと枢式で灰滅を開けるプランになるが、このマッチアップだと終末の次ターンに枢式を開ける必要があるため、6T目に少なくとも6フレア溜めなければいけない。しかしライフを守る事に必死になりすぎて、その為の準備は全く出来ていなかった。
負けるなら、せめて当初に立てたゲームプランを完遂して負けるべきだろう。
やはり桜花決闘ができないミコトが勝ち残れる環境ではなかった(当たり前体操)。


鎌絡(薙)〇 - 傘騎(刀) 先手

傘騎がこの中だと弱めの組み合わせのため、刀をカットした。
鎌絡か薙鎌が帰ってくる予想で、来たのは鎌絡。とりあえず勝ち越しはしたい。

通常札: えれきてる、くるるーん、もじゅるー、右手、左手、影の壁、遺灰呪
切札 : いんだ、どれーん、終末

今回はゆらりびにわざと直撃し、脅威の激減した近距離に居座りえれきてるを当てる構成に。
ただ、S.Chが入っていたら詰んでいたので、さすがに楔は入れるべきだった。

初手遺灰呪から全力で前進し、相手のフレアが貯まる前に中距離をスキップする。
そして予定通りゆらりびに直撃する(致命傷)。この辺りでS.Ch入ってたら死ぬことに気づき目の前が真っ暗になるが、どうも入ってなさそうだった。セーフ。
その後もS.Caを打たれるなど油断ならない場面が続くが終末で乗り切る。
無事3巡目でえれきてるに加え、後退でオーラを吐いた所に右手を重ねて勝利。


鎌絡(薙)× - 毒騎(薙) 先手

決闘を終えて里へ向かう忍び達。疲れからか、不幸にも黒塗りの乗騎に追突してしまう。後輩をかばいすべての責任を負った藤峰に対し、乗騎の主、ラーナークが言い渡した示談の条件とは・・・。

通常札: えれきてる、くるるーん、もじゅるー、左手、影の壁、楔、遺 灰 呪
切札 : いんだ、どれーん、終末

遺灰呪さん!? 何入ってるんですか!? まずいですよ!
たぶん4回戦の記憶に引きずられており、初手遺灰呪とか考えていたっぽいが、毒騎相手に全力使う暇なんぞ一瞬も存在しない。
しかも何故か当初立てたゲームプランを遂行すべく(?????)後攻にも関わらず遺灰呪を使用してしまい(!?!!?!?!!!??)連撃を食らって負け。残当。



以上、最後はクッソ情けないところを晒して2-3でフィニッシュです。
結果自体は納得の順位(むしろもっと負けててもおかしくない)だし、何より、久々に本気で取り組んだ対戦ゲームは、非常に新鮮で、非常に楽しかった。
ただ、2ヵ月でここまで出来たら上等だという思いもあるけれど、やはり悔しいものは悔しい。もっとショップに通って対戦経験を増やしていれば4勝も視野に入れられたかもしれない。
あと、やっぱり小規模とはいえしっかりしたコミュニティのある対戦ゲームで、ずっと壁の花では居たくないし、何かしらの爪痕は残したいと思う。


3.新幕について

というわけで新幕も積極的に大会へ参加する予定です。
本当はオンラインが始まったら中規模以上の大会以外はオン専になるつもりでしたが。
全国を経て気が変わったのとオンライン自体の延期でしばらくはやり込んでみようと思います。
あと、さすがに桜花決闘できないと話にならないので、クルル様以外も積極的に使おうかと。

まー新幕が第一幕級のバランスでなければ、の話ですが……。流石に大丈夫でしょう、たぶん。


簡潔にまとめるつもりがだらだら書いてしまった、、、ではこの辺で。

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