【レポート】11/03 福岡大規模交流祭
2018年11月5日 TCG全般負けて悔しいのでレポート書いて発散します。
第二シーズンは修正による環境の変化、ウツロの帰還などの要因により、今年頭の第二回全国大会以上のモチベーションで取り組みました。
前回、前々回と2-3の負け越しで終わっているものの、今回は以前よりもはるかに条件が良かったです。途中全く手応えがなく苦しい期間が続いたけれど、最終的に自信を持って出せる3柱に辿り着いたため、なんとかして結果に結び付けたい、と意気込んで参加しました。
以上前説、福岡大規模、振り返っていきましょう。
【選出メガミ3柱】
トコヨ(扇)・サリヤ(騎)・ウツロ(鎌)
最後の最後まで扇忍鎌にするか悩んだが、最終的に自分を信じてオールボトム3柱にした。
基本的に自分の好きなメガミで勝ちたい人間で、かつ、技術的にもトップメタで他者の上を行く事は難しい。それに、どうしてもウツロを使って勝ち越したかった。
というわけで、刀(古)忍Xは諦めてリテラシー勝負に持ち込み、その他のビート3柱や一定数居るであろう扇爪Xに一定以上の圧力を持つ形にした。
1~2ヵ月ほど使い込んだ所感としては、眼前構築の要求レベルは高めだが、対戦相手にも同レベルの知識を要求する組み合わせだと思う(わりとジャンケンになりやすい)。プレイングの要求難度がそこまで高くないのも良い。
【結果詳細】
1戦目:○騎鎌(扇)-銃忍(鎌) 先
対戦相手は名古屋の方。穏やかに会話して頂き、初戦の緊張が和らぐ。とてもありがたいことです。
さて、銃Xは特定の銃鎌Xを除き全ての組み合わせで有利を取れる。一番緊張する初戦で不利マッチを引かずに済み、一安心。
[構築]
通常:B.S、Roaling、円月、波動、刈取り、重圧、影の壁
切札:A.E、O.B、J.B
鎌が返ってきたため円月入りの中遠距離ビート構築。完全に忍寄せされるとまあまあ苦しいが、その場合は壁でごまかしつつ箱を開いて押し切る見込みで組んでいる。相手の打点が充分でない時の壁は正義。
[試合]
1T目Roaling、2T目波動の理想ムーブを決める。波動をオーラ受けされ、手札を見ると分身の術とマグナムカノン。忍寄せか、と身構えたもののラピッドが飛んでくる。完全に寄せている訳ではなかったらしい。
となればやることはひとつ。重圧・刈取りをちらつかせつつ他の札でリソースを削り続ける。
途中、存在しない誘導をケアして1ターンリーサルが遅れる場面もあったが、最後にYAKSHAで勝利。
2戦目:○騎鎌(扇)-騎爪(忍) 先
ここでKU会たひてふさんとぶつかる。マッチング時点では刀忍騎を予想しており、オイオイオイ死んだわオレという心持ちだったが、蓋を開けると忍騎爪。騎爪は前々日のキャッツ杯にて不利がつかない事を確認済み……やっていきましょう。
[構築]
通常:B.S、W.E、S.Ch、波動、刈取り、重圧、遺灰呪
切札:A.E、O.B、J.B
騎爪相手に日和ったら死ぬのでガン攻め構築。騎鎌でS.Chを投入する珍しい組み合わせになる。また、相手は迂闊にαを積めないため、風雷ゲージが準備完了する前に倒しきれるはず。
[試合]
貴重な先手を取り、重圧でエンド。返しにRoalingを使用されたため、9距離で返し3T目に波動からいつもの連撃で打点を取る。ここで緊張から最初のαを撃ち忘れており、焦りを顔に出さないよう必死だった。
2巡目、相手のW.Eを受け、騎動前進から距離1で帰ってくる。最良のタイミングでトップからシルチャを引き、ライフに直撃させる(たひてふさんが止まった瞬間を始めて見たかもしれない)。
これが事実上の決着手になり、箱開けからもう一度引いてきたシルチャにオメガバーストを吐かせ、最後はαβ連撃でライフを削りきった。
結果論だが、最後の連撃開始時に1フレア残っていたことでコンボを完遂出来たため、最初のα打ち忘れが生きる形になった。元々有利寄りのマッチではあるが、先攻・シルチャトップなど、運の良さにも救われた試合だったと思う。
3戦目:●騎鎌(扇)-古傘(忍) 後
長崎の方。1回は古忍Xに当たると思っていた。ここを突破できないと5-0は出来ないでしょう。
[構築]
通常:B.S、W.E、S.Ch、波動、刈取り、重圧、遺灰呪
切札:A.E、O.B、J.B
古傘相手に下手に守ったら死ぬためガン攻め構築。が、さすがに騎鎌と対戦したことない相手にシルチャは攻めすぎだった。素直にターボスイッチか影の壁にしていれば……。
[試合]
こちらの初動は2戦目と大きく変わらず、の予定だったが、相手が即座に足捌きを使用してくる。波動で相手の手札を見るとふりまわしとひきあし。リソース的に次巡は一閃が飛んでこないと踏み、打点を優先してひきあしを落としオーラ1でターンを返した。
予想通り相手の動きが止まったため、次巡に連撃で2点を奪う。オーラ枯れ後の安易な浮船宿に対しては遺灰呪で咎めるなど、前半はこちら有利で進んでいた。
中盤からつきさしで打点を取られはじめるが、幸い相手の回りが悪く、それ以外でろくに打点が飛んでこない。こちらはW.Eでこまかく打点を取り、1点有利の状態でNAGAを開く事に成功し、3フレアをたたき落とす。
あとはケアを怠らずにGamma-Ray❤ Gamma-Ray❤ すればつきさしの打点を差し引いても勝てる……所で一番やってはいけないケアミス。1燃焼しないと柄打ちからの不完全浦波嵐がケア出来ない事を完全に失念していた。
そして、そういうミスをした場合に限って、相手はちゃんと柄打ち乱打をトップで引いて揃えてくるのである。パチでも悪い方の40%は簡単に引けるからね。
無事、乱打で3点取られて敗北。
ワンミスで負けるゲームとはいえ、数日経った今でも思い出して唇をかみしめるほどには悔しい負けだった。
ただ、こういう試合で負けてると、扇騎鎌の3柱を持ってきた意味がないし、いつまでも上位に行けない。戒めて、次の試合に活かします。
4戦目:○扇騎(鎌)-銃忍(騎) 後
気持ちを切り替えきれないまま次の4回戦へ。せめて4-1はしたい。
お相手は関東の方。こちらの3柱を見て「何一つ分からない!」と言って頂く。持ち込んだ目的を果たせて嬉しくなった。
こちらは1回戦と同様に銃忍を返した。さすがに銃騎や銃鎌を返せるほどのパワーはない。
[構築]
通常:雅打ち、梳流し、詩舞、風舞台、B.S、S.Ca、Roaling
切札:千歳の鳥、A.E、O.B
忍寄せを多少意識した対銃用ビート構築。扇騎は今回持ち込んだ3柱で一番リテラシーが低いものの、レンジロックなら受け方さえミスらなければ対処できるはず。
忍寄せの場合は梳と千歳をライフに当てれなければ負けです。ターボは悩んだが、Roalingの方が忍寄せに対しても強く押しつけられると考えて見送った。
まだまだ結論を出せてない中途半端な構築なので、もう少し詰めたいところ。
[試合]
相手は先攻1宿しで終了したため、S.Caのケアを強要させる目的でRoalingを使用し集中2前進。普通にケアされシュートで1点取られる。次の手は少し迷ったが、相手側がオーラ2から前進をためらったためほぼレンジロックであると予想し、風舞台で無理やり前進を選択した(6距離)。
返しのターンで相手側がプレイミス。再構成:忍歩→活性からラピッドでオーラを剥がされるが、壬蔓を使われず、続いてのマグナムに詩舞で対応成功。この順の打点をレッドバレットの1点に抑える。
さらにオーラ0のため風舞台が足捌きに変わり、4前進→B.S。ここで相手は生体活性のためにオーラダメージを選択するも、千歳の鳥が直撃し、3点差をつける。
ダメ押しとばかりに、相手オーラ2の状況で山札7枚からスチカンをトップし、ライフ差を決定的なものにした。後は順当に捌き、そのまま勝利。
5戦目:●騎鎌(扇)-古扇(忍) 後
4勝を掛けたバトルで最も当たってはいけないラスボス(ひいらさん)を引いてしまう、ここ一番のツキのなさ。ただ、刀ではない分勝機はある。やっていきましょう。
[構築]
通常:B.S、T.S、波動、刈取り、重圧、影の壁、遺灰呪
切札:J.B、灰滅、魔食
5戦目にして初めてウツロ軸を使う。扇のウィークポイントを突き、古の攻撃に耐えきれなくなる直前に遺灰呪→灰滅を叩きつけて決着をつけるゲームプランを取った。
切札は明確にじゃんけん要素。箱とオメガで悩み、フレア貯めされうる相手と結論づけて箱を選択した。
[試合]
前半は一方的に攻められる展開になった。覚悟はしていたが、無窮・癇癪玉・要返しでリソースを削られ続ける。かといって無理やりライフ受けして魔食を開いても、ライフ差を覆せずに負けるだけ。そのため、甘んじて無窮は受け、対応2枚を構えて延命を図る。
途中、一閃にターボスイッチを打てる場面があったが、まだ居合を警戒せざるおえない場面が残っておりあえなくオーラ受け。事実上、これが決定打だったと言える。
中盤に魔食が開き、勝負開始。幸い、相手は箱ケアのためフレアを貯めない戦略を取っており、そのお陰で灰塵達成は容易だった。
ここからは攻撃に対して壁を叩きつつ、安易な境地を許さない状態に持っていく。対して相手側は魔食のフレア支払いを選択し、連撃を警戒しながら攻撃の手を緩めてくれない。
終盤、こちらが連撃を受けオーラ0、相手手札0かつ一閃が捨て札にある状態。最良のタイミングと覚悟を決め、オーラ0のまま連撃を仕掛けた。
ここでようやく相手ライフ6、自ライフ4に。リソースも枯渇しわりと絶望的な状態だが、ここから捲るのが耐久型の灰滅である。
返しのターン、相手側は要返しを使用する。しかしこれがボーンヘッド。返しにトップから遺灰呪を叩きつけ、事実上の死の宣告とした(相手はフレアがないため、返しにフルリソースで攻撃するとリーサルに届く)。
が、再構成からのトップで一閃を引かれてしまう。さらに千歳の鳥が直撃し、ライフを守り切れずにゲームエンド。
局地的なプレイング自体は最良を選べていたと思うが、ゲームメイクで一歩上を行かれてしまった。無念。
まあ、古相手に防御切札なしでライフを守り切るのは非現実的なので、素直にオメガにすべきだったかもしれない。
【総合結果】
○騎鎌(扇)-銃忍(鎌)
○騎鎌(扇)-騎爪(忍)
●騎鎌(扇)-古傘(忍)
○扇騎(鎌)-銃忍(騎)
●騎鎌(扇)-古扇(忍)
扇鎌が帰ってきませんでした……(当たり前)。あと対戦相手全員オボロ積んでました……(これも当たり前)。
分かっちゃいたけどこの環境でウツロ持っていくのはかなり無茶だった。ウツロ縛りなしで5-0狙うなら、選出の方向性が同じで、刀に強く出れる扇書騎が正着だったと思う。来シーズンはナーフ等がなければ書騎も練習対象にしたい。
残念ながらぼく自身は上位入賞及ばずだったけれど、共同研究(というほど、密に情報提供はできていなかったけど)のキリカさんが忍騎鎌で4-1していたので非常に良かった。結果的にふたりとも勝ち越し出来たし、騎鎌のポテンシャルは伝えられたと思いたい。
もちろん、自分がその場に立てなかった事は素直に悔しいので、次の全国も上位入賞を目指して取り組もうと思う。
【第二シーズンまとめ】
第二幕~新幕を通して最もふるよにに熱中した時期になった。特に全国大会の一ヵ月前あたりからは、平日の夜や休日は常にふるよにしていたと思う(なんなら旅行先でも会社の同僚とやってた)。
結果は大規模大会で初の勝ち越しと、今までよりは良い結果となった。が、悔しい思いの方が強い。自分が悪いとしか言いようがないので、もっと精進します……。
ただ、プレイを重ねたおかげでだいぶ新幕ふるよにのゲーム性が理解できたように感じている。特にウツロを使い続けた副産物でトコヨがある程度使えるようになった点が大きい。
扇鎌は三拾一捨でのベストパートナーだと勝手に思っている。
(VisionとかMtgとか、別のゲームでもそうだが、ぼくはローグデッキ寄りのコントロールもどきを握ってるときが一番性に合っている気がする。楽しい)
今回は残念ながら使わせてもらえなかったけれど、今後も様々な場面で持ち込みたいところ。第三シーズンは扇戦鎌とか扇鎌旗が全国に持ち込める強さだったらうれしい。
長くなったので以上。やっぱこのゲームおもしれえわ。
第二シーズンは修正による環境の変化、ウツロの帰還などの要因により、今年頭の第二回全国大会以上のモチベーションで取り組みました。
前回、前々回と2-3の負け越しで終わっているものの、今回は以前よりもはるかに条件が良かったです。途中全く手応えがなく苦しい期間が続いたけれど、最終的に自信を持って出せる3柱に辿り着いたため、なんとかして結果に結び付けたい、と意気込んで参加しました。
以上前説、福岡大規模、振り返っていきましょう。
【選出メガミ3柱】
トコヨ(扇)・サリヤ(騎)・ウツロ(鎌)
最後の最後まで扇忍鎌にするか悩んだが、最終的に自分を信じてオールボトム3柱にした。
基本的に自分の好きなメガミで勝ちたい人間で、かつ、技術的にもトップメタで他者の上を行く事は難しい。それに、どうしてもウツロを使って勝ち越したかった。
というわけで、刀(古)忍Xは諦めてリテラシー勝負に持ち込み、その他のビート3柱や一定数居るであろう扇爪Xに一定以上の圧力を持つ形にした。
1~2ヵ月ほど使い込んだ所感としては、眼前構築の要求レベルは高めだが、対戦相手にも同レベルの知識を要求する組み合わせだと思う(わりとジャンケンになりやすい)。プレイングの要求難度がそこまで高くないのも良い。
【結果詳細】
1戦目:○騎鎌(扇)-銃忍(鎌) 先
対戦相手は名古屋の方。穏やかに会話して頂き、初戦の緊張が和らぐ。とてもありがたいことです。
さて、銃Xは特定の銃鎌Xを除き全ての組み合わせで有利を取れる。一番緊張する初戦で不利マッチを引かずに済み、一安心。
[構築]
通常:B.S、Roaling、円月、波動、刈取り、重圧、影の壁
切札:A.E、O.B、J.B
鎌が返ってきたため円月入りの中遠距離ビート構築。完全に忍寄せされるとまあまあ苦しいが、その場合は壁でごまかしつつ箱を開いて押し切る見込みで組んでいる。相手の打点が充分でない時の壁は正義。
[試合]
1T目Roaling、2T目波動の理想ムーブを決める。波動をオーラ受けされ、手札を見ると分身の術とマグナムカノン。忍寄せか、と身構えたもののラピッドが飛んでくる。完全に寄せている訳ではなかったらしい。
となればやることはひとつ。重圧・刈取りをちらつかせつつ他の札でリソースを削り続ける。
途中、存在しない誘導をケアして1ターンリーサルが遅れる場面もあったが、最後にYAKSHAで勝利。
2戦目:○騎鎌(扇)-騎爪(忍) 先
ここでKU会たひてふさんとぶつかる。マッチング時点では刀忍騎を予想しており、オイオイオイ死んだわオレという心持ちだったが、蓋を開けると忍騎爪。騎爪は前々日のキャッツ杯にて不利がつかない事を確認済み……やっていきましょう。
[構築]
通常:B.S、W.E、S.Ch、波動、刈取り、重圧、遺灰呪
切札:A.E、O.B、J.B
騎爪相手に日和ったら死ぬのでガン攻め構築。騎鎌でS.Chを投入する珍しい組み合わせになる。また、相手は迂闊にαを積めないため、風雷ゲージが準備完了する前に倒しきれるはず。
[試合]
貴重な先手を取り、重圧でエンド。返しにRoalingを使用されたため、9距離で返し3T目に波動からいつもの連撃で打点を取る。ここで緊張から最初のαを撃ち忘れており、焦りを顔に出さないよう必死だった。
2巡目、相手のW.Eを受け、騎動前進から距離1で帰ってくる。最良のタイミングでトップからシルチャを引き、ライフに直撃させる(たひてふさんが止まった瞬間を始めて見たかもしれない)。
これが事実上の決着手になり、箱開けからもう一度引いてきたシルチャにオメガバーストを吐かせ、最後はαβ連撃でライフを削りきった。
結果論だが、最後の連撃開始時に1フレア残っていたことでコンボを完遂出来たため、最初のα打ち忘れが生きる形になった。元々有利寄りのマッチではあるが、先攻・シルチャトップなど、運の良さにも救われた試合だったと思う。
3戦目:●騎鎌(扇)-古傘(忍) 後
長崎の方。1回は古忍Xに当たると思っていた。ここを突破できないと5-0は出来ないでしょう。
[構築]
通常:B.S、W.E、S.Ch、波動、刈取り、重圧、遺灰呪
切札:A.E、O.B、J.B
古傘相手に下手に守ったら死ぬためガン攻め構築。が、さすがに騎鎌と対戦したことない相手にシルチャは攻めすぎだった。素直にターボスイッチか影の壁にしていれば……。
[試合]
こちらの初動は2戦目と大きく変わらず、の予定だったが、相手が即座に足捌きを使用してくる。波動で相手の手札を見るとふりまわしとひきあし。リソース的に次巡は一閃が飛んでこないと踏み、打点を優先してひきあしを落としオーラ1でターンを返した。
予想通り相手の動きが止まったため、次巡に連撃で2点を奪う。オーラ枯れ後の安易な浮船宿に対しては遺灰呪で咎めるなど、前半はこちら有利で進んでいた。
中盤からつきさしで打点を取られはじめるが、幸い相手の回りが悪く、それ以外でろくに打点が飛んでこない。こちらはW.Eでこまかく打点を取り、1点有利の状態でNAGAを開く事に成功し、3フレアをたたき落とす。
あとはケアを怠らずにGamma-Ray❤ Gamma-Ray❤ すればつきさしの打点を差し引いても勝てる……所で一番やってはいけないケアミス。1燃焼しないと柄打ちからの不完全浦波嵐がケア出来ない事を完全に失念していた。
そして、そういうミスをした場合に限って、相手はちゃんと柄打ち乱打をトップで引いて揃えてくるのである。パチでも悪い方の40%は簡単に引けるからね。
無事、乱打で3点取られて敗北。
ワンミスで負けるゲームとはいえ、数日経った今でも思い出して唇をかみしめるほどには悔しい負けだった。
ただ、こういう試合で負けてると、扇騎鎌の3柱を持ってきた意味がないし、いつまでも上位に行けない。戒めて、次の試合に活かします。
4戦目:○扇騎(鎌)-銃忍(騎) 後
気持ちを切り替えきれないまま次の4回戦へ。せめて4-1はしたい。
お相手は関東の方。こちらの3柱を見て「何一つ分からない!」と言って頂く。持ち込んだ目的を果たせて嬉しくなった。
こちらは1回戦と同様に銃忍を返した。さすがに銃騎や銃鎌を返せるほどのパワーはない。
[構築]
通常:雅打ち、梳流し、詩舞、風舞台、B.S、S.Ca、Roaling
切札:千歳の鳥、A.E、O.B
忍寄せを多少意識した対銃用ビート構築。扇騎は今回持ち込んだ3柱で一番リテラシーが低いものの、レンジロックなら受け方さえミスらなければ対処できるはず。
忍寄せの場合は梳と千歳をライフに当てれなければ負けです。ターボは悩んだが、Roalingの方が忍寄せに対しても強く押しつけられると考えて見送った。
まだまだ結論を出せてない中途半端な構築なので、もう少し詰めたいところ。
[試合]
相手は先攻1宿しで終了したため、S.Caのケアを強要させる目的でRoalingを使用し集中2前進。普通にケアされシュートで1点取られる。次の手は少し迷ったが、相手側がオーラ2から前進をためらったためほぼレンジロックであると予想し、風舞台で無理やり前進を選択した(6距離)。
返しのターンで相手側がプレイミス。再構成:忍歩→活性からラピッドでオーラを剥がされるが、壬蔓を使われず、続いてのマグナムに詩舞で対応成功。この順の打点をレッドバレットの1点に抑える。
さらにオーラ0のため風舞台が足捌きに変わり、4前進→B.S。ここで相手は生体活性のためにオーラダメージを選択するも、千歳の鳥が直撃し、3点差をつける。
ダメ押しとばかりに、相手オーラ2の状況で山札7枚からスチカンをトップし、ライフ差を決定的なものにした。後は順当に捌き、そのまま勝利。
5戦目:●騎鎌(扇)-古扇(忍) 後
4勝を掛けたバトルで最も当たってはいけないラスボス(ひいらさん)を引いてしまう、ここ一番のツキのなさ。ただ、刀ではない分勝機はある。やっていきましょう。
[構築]
通常:B.S、T.S、波動、刈取り、重圧、影の壁、遺灰呪
切札:J.B、灰滅、魔食
5戦目にして初めてウツロ軸を使う。扇のウィークポイントを突き、古の攻撃に耐えきれなくなる直前に遺灰呪→灰滅を叩きつけて決着をつけるゲームプランを取った。
切札は明確にじゃんけん要素。箱とオメガで悩み、フレア貯めされうる相手と結論づけて箱を選択した。
[試合]
前半は一方的に攻められる展開になった。覚悟はしていたが、無窮・癇癪玉・要返しでリソースを削られ続ける。かといって無理やりライフ受けして魔食を開いても、ライフ差を覆せずに負けるだけ。そのため、甘んじて無窮は受け、対応2枚を構えて延命を図る。
途中、一閃にターボスイッチを打てる場面があったが、まだ居合を警戒せざるおえない場面が残っておりあえなくオーラ受け。事実上、これが決定打だったと言える。
中盤に魔食が開き、勝負開始。幸い、相手は箱ケアのためフレアを貯めない戦略を取っており、そのお陰で灰塵達成は容易だった。
ここからは攻撃に対して壁を叩きつつ、安易な境地を許さない状態に持っていく。対して相手側は魔食のフレア支払いを選択し、連撃を警戒しながら攻撃の手を緩めてくれない。
終盤、こちらが連撃を受けオーラ0、相手手札0かつ一閃が捨て札にある状態。最良のタイミングと覚悟を決め、オーラ0のまま連撃を仕掛けた。
ここでようやく相手ライフ6、自ライフ4に。リソースも枯渇しわりと絶望的な状態だが、ここから捲るのが耐久型の灰滅である。
返しのターン、相手側は要返しを使用する。しかしこれがボーンヘッド。返しにトップから遺灰呪を叩きつけ、事実上の死の宣告とした(相手はフレアがないため、返しにフルリソースで攻撃するとリーサルに届く)。
が、再構成からのトップで一閃を引かれてしまう。さらに千歳の鳥が直撃し、ライフを守り切れずにゲームエンド。
局地的なプレイング自体は最良を選べていたと思うが、ゲームメイクで一歩上を行かれてしまった。無念。
まあ、古相手に防御切札なしでライフを守り切るのは非現実的なので、素直にオメガにすべきだったかもしれない。
【総合結果】
○騎鎌(扇)-銃忍(鎌)
○騎鎌(扇)-騎爪(忍)
●騎鎌(扇)-古傘(忍)
○扇騎(鎌)-銃忍(騎)
●騎鎌(扇)-古扇(忍)
扇鎌が帰ってきませんでした……(当たり前)。あと対戦相手全員オボロ積んでました……(これも当たり前)。
分かっちゃいたけどこの環境でウツロ持っていくのはかなり無茶だった。ウツロ縛りなしで5-0狙うなら、選出の方向性が同じで、刀に強く出れる扇書騎が正着だったと思う。来シーズンはナーフ等がなければ書騎も練習対象にしたい。
残念ながらぼく自身は上位入賞及ばずだったけれど、共同研究(というほど、密に情報提供はできていなかったけど)のキリカさんが忍騎鎌で4-1していたので非常に良かった。結果的にふたりとも勝ち越し出来たし、騎鎌のポテンシャルは伝えられたと思いたい。
もちろん、自分がその場に立てなかった事は素直に悔しいので、次の全国も上位入賞を目指して取り組もうと思う。
【第二シーズンまとめ】
第二幕~新幕を通して最もふるよにに熱中した時期になった。特に全国大会の一ヵ月前あたりからは、平日の夜や休日は常にふるよにしていたと思う(なんなら旅行先でも会社の同僚とやってた)。
結果は大規模大会で初の勝ち越しと、今までよりは良い結果となった。が、悔しい思いの方が強い。自分が悪いとしか言いようがないので、もっと精進します……。
ただ、プレイを重ねたおかげでだいぶ新幕ふるよにのゲーム性が理解できたように感じている。特にウツロを使い続けた副産物でトコヨがある程度使えるようになった点が大きい。
扇鎌は三拾一捨でのベストパートナーだと勝手に思っている。
(VisionとかMtgとか、別のゲームでもそうだが、ぼくはローグデッキ寄りのコントロールもどきを握ってるときが一番性に合っている気がする。楽しい)
今回は残念ながら使わせてもらえなかったけれど、今後も様々な場面で持ち込みたいところ。第三シーズンは扇戦鎌とか扇鎌旗が全国に持ち込める強さだったらうれしい。
長くなったので以上。やっぱこのゲームおもしれえわ。
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